藤田真央
2019年6月チャイコフスキー国際コンクールで第2位を受賞。聴衆から熱狂的に支持され、ネット配信を通じて世界中に注目された。入賞記念ガラ公演では、ワレリー・ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管弦楽団と共演、喝采を浴びたことは記憶に新しい。

2019/2020シーズンは、ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管と共演しロンドン・デビュー。THE TIMES紙で

「藤田は素晴らしい表現力と趣味の良い感性を持っており、躍動的で雄弁な詩情と、深みのある解釈を持ちつつ、恐れを知らない大胆な表現ができる。」と大絶賛された他、ミュンヘン、モスクワ、サンクトペテルブルグ、ソウルなどでもデビュー。

国内では、2019年12月ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管弦楽団日本公演で、急な代役としてチャイコフスキー:ピアノ協奏曲第2番を演奏。初めての演奏にも関わらず、瑞々しい音色、豊かな抒情性、類まれな音楽センスで、多くの聴衆を魅了。指揮者やオーケストラからも讃辞を受けた。

さらに、シューマン:ピアノ協奏曲、ショパン:ピアノ協奏曲第1番、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番、第3番、第4番、ヴァイオリンとチェロとピアノのための協奏曲などにも新たに取り組み、確実にレパートリーを広げている。

リサイタルも全国各地で完売が続くなど、音楽的評価とともに注目度も高い。

これまでに、ワレリー・ゲルギエフ、カーチュン・ウォン、オレグ・カエターニ、リッカルド・ミナーシ、クリスティアン・ツァハリス、飯守泰次郎、小林研一郎、秋山和慶、高関健、大友直人、藤岡幸夫、飯森範親、山田和樹、マリインスキー歌劇場管弦楽団、ミュンヘン・フィル室内管弦楽団、東京都交響楽団、読売日本交響楽団、東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団等と共演。

2017年には弱冠18歳で、第27回クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクールで優勝。併せて「青年批評家賞」「聴衆賞」「現代曲賞」の特別賞を受賞。2016年には、故中村紘子氏が最後に音楽監督を務めた浜松国際ピアノアカデミーコンクールで第1位に輝くなど、国内外での受賞を重ねている。

話題の映画『蜜蜂と遠雷』では風間塵役の演奏を担当。インスパイアード・アルバム『藤田真央 plays 風間塵』が評判になっている。最新CDは「レコード芸術」誌で特選盤になった『ショパン:スケルツォ/即興曲』。

『題名のない音楽会』『報道ステーション』などメディア出演も多い。

1998年東京生まれ。ロームミュージックファンデーション奨学生。江副記念リクルート財団第 49回奨学生。

2020年、有望な若手に贈られる「第21回ホテルオークラ音楽賞」「第30回出光音楽賞」を受賞した。